🟥PFAS、22都府県242地点で国の「暫定指針値」超え 2023年度

 一部の物質が有害とされる有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」について、2023年度の全国の地下水や河川などからの検出状況を環境省が取りまとめた結果が公表され、22都府県の242地点で国の暫定的な指針値を超える濃度が検出されました。  飲み水として摂取しないよう呼び掛けるなど、すべての地点で対策がとられているということですが、排出源はほとんど特定できておらず、環境省は引き続き実態把握…

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🟥国内の温室効果ガス排出量の減少傾向続く 2022年度に続き過去最少

 環境省は25日、2023年度の国内の温室効果ガス排出量は二酸化炭素(CO2)換算で2022年度比4%減の10億7100万トンとなり、2022年度に続き、1990年度以降で過去最少になったと発表しました。2050年までに排出量を実質ゼロにする目標実現に向け、「減少傾向を継続できている。順調な推移だ」としています。  主な減少原因は、電源構成に占める再生可能エネルギーと原子力発電の割合が3割…

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🟥ヘビースモーカーらに低線量CT検査を推奨 肺がん検診で新ガイドライン、死亡率減

 国立がん研究センターは25日、たばこを多く吸う人や、過去に多く吸っていた50〜74歳には、年1回の低線量CT検査を推奨するとの「肺がん検診ガイドライン(指針)」2025年度版を公表しました。肺がんによる死亡率が減るとの科学的な根拠が得られたため。厚生労働省は今後、自治体による住民検診など公費負担の対策型検診に反映するかどうかを検討します。  指針改定は2006年度版以来。対策型検診では現…

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🟥自転車の「ながら運転」反則金1万2000円 2026年4月から導入

 警察庁は24日、自転車の交通違反に交通反則切符(青切符)を導入する改正道路交通法を2026年4月1日に施行する方針を明らかにしました。対象となる113の違反行為に対する反則金額も初めて明示しました。「2人乗り」には3000円の納付を求めます。自転車の違反処理の見直しは戦後初めてで、警察庁はルールの周知や安全教育の徹底を急ぎます。  反則金の金額などは道交法施行令を改正して定める方針で、警…

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🟥熱中症警戒アラート、今年の運用始まる 過去に例のない危険な暑さは熱中症特別警戒アラート

 熱中症による健康被害が予測された場合に発表される「熱中症警戒アラート」の今年の運用が23日から始まりました。健康に重大な被害が生じる恐れがある場合には一段上の位置付けの「熱中症特別警戒アラート」が出され、熱中症を予防する行動の徹底が求められます。  熱中症警戒アラートは、気温や湿度などから算出する「暑さ指数」が33以上と予測される地域に環境省と気象庁が発表し、昨年の発表は全国で合わせて1…

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