■ファイザー製ワクチンの4回目接種、感染予防効果は早期に減衰 イスラエル工科大などが発表

 アメリカのファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの4回目接種をするとオミクロン型に対する感染予防効果が一時高まるものの、その後は急に弱まるとの研究結果をイスラエル工科大学などの研究チームが5日発表しました。
 60歳以上を対象にした分析で、4回目から1カ月後には3回のみの場合と比べ感染リスクが半減したものの、2カ月後に差がほぼなくなりました。
 一方、重症化リスクは1カ月後の時点で7割減となり、それから半月は効果を保っていました。さらに長続きするかどうかは不明だとしました。
 研究結果は、アメリカの医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に掲載されました。

 2022年4月6日(水)



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