■10歳未満の女児含む和歌山県の3人、新型コロナで死亡 いずれも基礎疾患

 和歌山県は28日、新たに1330人が新型コロナウイルスに感染し、10歳未満の子供を含む3人の死亡が確認されたと発表しました。
 県によりますと、亡くなった3人のうち、10歳未満の小学生の女子児童は基礎疾患があり、7月26日に発熱したため医療機関を受診しました。
 症状が改善しなかったため、翌日も受診後、入院しましたが、夕方に容体が悪化し、亡くなったということです。
 県内で10歳未満の子供が亡くなったのは初めてです。
 10歳未満の子供が死亡したことについて、和歌山県福祉保健部の野尻孝子技監は「直接の死因は新型コロナへの感染で、間接的な要因として基礎疾患があるとみている。感染者が急激に増えたことが最大の原因で、体が弱い人が感染し、重症化を招く。自分は軽く済んでも、それでは済まない人がいると自覚し、リスクを伴う行動は控えてほしい」と述べました。
 ほかの2人は、和歌山市の90歳代と100歳代の女性。どちらも基礎疾患があったといいます。

 2022年7月28日(木)

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