■埼玉県 、「0歳の男児がはしかに感染」と発表 県内で今年初確認

 埼玉県は11日、0歳の男児がはしか(麻疹)に感染したと発表しました。県内で感染が確認されたのは、今年初めてです。
 埼玉県によりますと、0歳の男児は今年1月から2月にかけてベトナムに滞在していて、3月6日に発熱や発疹などの症状が出たため県内の医療機関を受診したところ、10日、はしかに感染していることが確認されたということです。
 今年、県内ではしかの感染が確認されたのは初めてで、発生は約4カ月ぶり。男児は現在、自宅療養中で、快方に向かっているということです。ワクチンの予防接種歴はありませんでした。
 埼玉県は、3月8日に男児が訪れた埼玉県戸田市の店舗の名前をホームページで公開するとともに、接触の可能性があると特定できた人には、個別に連絡を取って健康観察をしているということです。
 はしかは、感染力が極めて強く空気感染で広がるため、埼玉県ははしかに感染した疑いで医療機関を受診する際には事前に電話で相談してほしいと呼び掛けています。

 2025年3月12日(水)

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