埼玉県は14日、20歳代の男性がはしか(麻疹)に感染したと発表しました。県内で感染が確認されたのは、今年3例目。
県感染症対策課によると、男性は5日に発熱、せき、発疹などの症状があり、後日に医療機関を受診。検査の結果、はしかの感染がわかりました。現在は快方に向かっているといいます。
男性は、はしかの予防接種歴と海外渡航歴がなく、感染源は不明。4〜7日にかけて、JR戸田駅から東京メトロ飯田橋駅まで鉄道を利用していました。利用状況の詳細は県ホームページから確認できます。
はしかは感染力が極めて強い感染症で、空気感染、飛沫(ひまつ)感染、接触感染によって感染するとされます。潜伏期間を経て、風邪のような症状が現れた後、39度以上の高熱や赤い発疹が体中に出るといいます。
同課は、症状からはしかが疑われる場合は事前に医療機関に連絡し、マスクを着けて速やかに受診するよう注意を呼び掛けました。
2025年3月15日(土)
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