群馬県感染症・疾病対策課は21日、感染力が強いはしか(麻疹)に感染した患者が太田保健所管内で確認されたと発表しました。患者は県内在住の20歳代女性で、18日から発疹が出て、21日には発熱するなど体調が悪化したため医療機関を受診し同日夜、感染が判明しました。群馬県内で、はしか患者が確認されたのは2017年以来、8年ぶり。
同課によると、女性は3月3日からベトナムに出国し、15日に成田国際空港に帰国していました。
女性は症状が現れる前日の17日以降、外出していますが、公共交通機関は使わず、不特定多数が集まるショッピングモールなどにも出掛けていないといいます。女性と接触した家族や職場の同僚は特定できており、同課で健康観察を続けます。
2025年3月23日(日)
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