■病気 類宦官症

男性ホルモンの不足で性器の発育が不十分な疾患  類宦官(るいかんがん)症とは、生まれつき男性ホルモンが不足しているために、男性性器の発育が十分でない病気を指します。性腺(せん)に当たる精巣の機能が先天的に障害されて、ホルモンの分泌不足が起こるほかに、脳下垂体からの性腺刺激ホルモンの分泌不足のために、性腺ホルモンが不足して起こるケースもあります。  思春期前に精巣機能、睾丸(こうがん)機能が低…

続きを読む

■病気 ルイス・サムナー症候群

筋萎縮を起こす難病  ルイス・サムナー症候群とは、難病として知られ、運動ニューロン疾患とも呼ばれる筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症と区別しにくい筋萎縮で、免疫療法で治ることが報告され、近年、注目を浴びています。  この筋萎縮は上腕に起こりやすく、舌下神経、腓骨(ひこつ)神経、坐骨神経などにも起こります。左右非対称に、徐々に筋萎縮、脱力が起こり、時には軽い感覚障害を伴うことも。運動神経伝導検査で…

続きを読む

■病気 涙道狭窄、閉鎖

目の涙の通り道である涙道に狭窄、閉鎖がある状態  涙道狭窄(きょうさく)とは、目の涙の通り道に当たる涙道に狭いところがある状態、涙道閉鎖とは、詰まっているところがある状態をいいます。  涙は上まぶたの裏にある涙腺(るいせん)から分泌され、常に結膜や黒目の表面を潤し、上下のまぶたの目頭の縁にある涙点から、涙小管を通って涙嚢(るいのう)に流れ、さらに鼻涙管を通り鼻腔(びくう)に抜けます。  こ…

続きを読む